発信を続けているのに成果が出ない理由は、努力不足ではなく判断基準のズレにあります。節分をきっかけに、発信を一度止めて見直す意味と、切り替えるタイミングの重要性を解説します。
成果が出ない発信には、ある共通点がある。
大きな失敗をしているわけではない。
致命的に間違っているわけでもない。
ただ、ズレたまま続いている。
それに気づかないまま、時間だけが積み重なっていく。
多くの場合、ズレは最初から大きくはない。
むしろ、もっともらしい理由から始まる。
成果を出したい。
役に立つことを書きたい。
ちゃんとした発信をしたい。
その意識自体は、間違っていない。
ただ、その判断が早すぎる。
言葉が出る前に、方向が決められてしまう。
発信は、本来ズレる。
書きながらズレる。
出しながらズレる。
ズレる前提で進むものだ。
だが、成果を意識しすぎると、ズレを認めなくなる。
一度決めた方向を疑わなくなる。
結果、ズレたまま続けてしまう。
言葉が下手だからではない。
設計が甘いからでもない。
考えが浅いからでもない。
判断の位置が前に出すぎているだけだ。
発信が「途中経過」ではなく「完成物」になった瞬間、修正が止まる。
やり方を変える必要はない。
ノウハウを増やす必要もない。
判断を一度、後ろにずらす。
決めきらないまま、言葉を置く。
その揺れを、そのまま残す。
ズレは、その過程で自然に見えてくる。
成果が出ない発信は、間違っているわけではない。
ズレたまま、止まらずに続いているだけだ。
止めるべきは発信ではない。
早すぎる判断だ。
判断を遅らせた言葉だけが、あとから意味を持つ。